なぜ今、プログラミング教育なのか
(未完成です。) |
「なぜ今、プログラミングなのか?」、「なぜ今、プログラミング教育なのか? 新しい学習指導要領では、「プログラミング教育」についてどのように規定しているのでしょうか |
「小学校プログラミング教育の手引:文部科学省」にはつぎのように書かれています。 |
(1)小学校でのプログラミング教育のねらい [思考力、判断力、表現力等] 児童に、「コンピュータに意図した処理を行うよう指示することができるということ」を体験させながら、 「プログラミング的思考」: 自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組合せが必要であり、 一つ一つの動きに対応した記号を、どのように組み合わせたらいいのか、記号の組合せをどのように改善していけば、 より意図した活動に近づくのか、といったことを 論理的に考えていく力 を養う。 [知識及び技能] 身近な生活でコンピュータが活用されていることや問題の解決には必要な手順があることに気付くこと。 (1)「プログラミング的思考」 自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組合せが必要であり、一つ一つの動きに 対応した記号を、どのように組み合わせたらいいのか、記号の組合せをどのように改善していけば、より意 図した活動に近づくのか、といったことを論理的に考えていく力。 (2)コンピュータの働きを、よりよい人生や社会づくりに生かそうとする態度。 ※プログラミング教育を通じて、児童がおのずと プログラミング言語を覚えたり、プログラミングの 技能を習得したり することは考えられるが、 それ自体を、ねらいとはしない。 [学びに向かう力、人間性等] コンピュータの働きを、よりよい人生や社会づくりに生かそうとする態度。 (以上は「文部科学省:手引き」の原文です。文字の協調表示などは筆者付加。) |
(以下は筆者のコメント)
「記号の組合せをどのように改善していけば、より意図した活動に近づくのか、 といったことを論理的に考えていく力。」 を身につけるための一つの方法は、例えば、 「スクラッチ」 だろう。「スクラッチ」は、 「スクイーク」 をベースに、 MIT (マサチューセッツ工科大学)で開発された、 小学生にも使える 教育用のプログラミング環境 です。 あるサイトには、 |
『スクイークとは
、コンピュータ科学者、アラン・カーティス・ケイ博士が、1970年代から研究し続けている
子供向けの学習用プラットフォームソフト
である。子供にも簡単に使われる簡易さを持ち、
子供向けにソフトウェアの基本的な概念やシステムを作る際の発想法を、
子供の発達段階をふまえて無理なく習得させることを目的に作られている。』
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という記述があります。 「プラットフォーム」 とは、 「土台」 とか 「環境」 という意味があります。 コンピューターを動作させるための「 基本的な環境や設定 」という意味です。 |
※当プログラミング教室(研究所)では、高等学校分野以上のプログラミングに限定しているので、スクラッチ等は取り扱っていません。 |
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